コンタミの発生原因
コンタミの定義は様々ですが、材料袋に入っていたゴミや、ホースに取り残されたカラー材、必要以外の材料、空気中に含まれる埃など、製品に入り込んではいけない全ての異物をコンタミと呼ぶことが出来ます。
材料ホースのつなぎ間違いや、カプラーなどに挟まれた材料があるタイミングで剥がれ落ちる…など、コンタミの混入は材料輸送における様々な部分で起こります。

対策
コンタミを発生させないようにするためには、まず人為的なミスをなくすことです。
1台の成形機で、1日に何種類もの材料で成形される企業では、材料ホースのつなぎ間違えは1度や2度ではないはずです。

また、クリーンルームや光学製品向けの設備を選定することも重要です。

そこで、弊社がご提案できる解決方法は…

Drying System ～材料乾燥システム～
乾燥機の中でも様々種類があり、クリーンルームや光学製品向けの特殊仕様があります。
乾燥機に使用している鋼材も特殊に選定し、つなぎ目部分の少ない、コンタミの混入を防ぐ構造をしています。

Dolphin ～ドルフィン～
配管を自動でつなぎ変える分岐管です。
材料ホースや乾燥機から成形機への配管のつなぎ変えを自動に出来れば、人為的なミスは無くなります。

Kruise Kontrol ～クルーズコントロール～
材料の硬度や、配管のレイアウトによってエアーの圧力をコントロールする装置です。
同一の配管の中を通る様々な材料の特性に合わせた輸送方法をとることで、配管内を傷つけることがりません。
配管内が剥がれ落ちるなどしてペレットの中に混入することを防ぎます。

Tri Lock ～トリロック～
金属配管の為の継手です。
金属配管のつなぎ込みの際に、配管同士を引き寄せる力が働きます。
ペレットより小さいマスター材や粉体が挟み込まれ、あるタイミングで剥がれ落ちることを防ぎます。

Cyclone Filter ～サイクロンフィルター～
材料輸送に使用される、粉取り後のエアーを洗浄するための粉取りフィルターです。
円錐形のフィルターがついており、根詰まりを防ぐために自動で真空破壊を起こします。

Roto Dust ～ロトダスト～
乾燥機等、連続的に材料が供給される部分に設置する簡易粉取り装置です。
遠心分離の要領で粉とペレットを分けます。

お客様に合った様々なご提案が可能です。